仕切って飾って眺めを楽しむセンターシェルフ
「大工の家」の1階は、浴室・トイレの入り口の目隠しとしてソファの背面に上部が抜けている仕切り壁を設けていますが、それ以外はリビングとダイニングとキッチンがひとつになった広々とした空間です。ちょうど中央に構造の柱が2本立っています。この柱を利用して、オープンシェルフを造作しました。
読みかけの本を置いたり、小物を置くのに便利な収納としても使えますが、花や小物を飾って楽しむギャラリー棚です。棚板の奥行きは20cmで、 棚は固定。収納家具としての存在感を抑えて、空間に馴染むことに主眼を置いたデザインです。建物と同じ天竜材を使っていることも、空間との調和をはかるポイントになっています。
抜け感があって部屋のひろがりを損なわないようにすることにも配慮しました。好きなもの、季節の花、出かけた先で気に入って買ってきた小物など、そのときどきで好きなものを気軽に飾って、暮らしの眺めを楽しみます。
読みかけの本を置いたり、小物を置くのに便利な収納としても使えますが、花や小物を飾って楽しむギャラリー棚です。棚板の奥行きは20cmで、 棚は固定。収納家具としての存在感を抑えて、空間に馴染むことに主眼を置いたデザインです。建物と同じ天竜材を使っていることも、空間との調和をはかるポイントになっています。
抜け感があって部屋のひろがりを損なわないようにすることにも配慮しました。好きなもの、季節の花、出かけた先で気に入って買ってきた小物など、そのときどきで好きなものを気軽に飾って、暮らしの眺めを楽しみます。
ゆるく仕切って居場所をつくり出す
広々としたシンプルな空間は気持ちいいものです。しかし、それだけでは居場所が定まりません。その空間に窓があってそこに椅子を置けば、 眺めを楽しむ居場所が生まれます。住まいには、家族それぞれの居心地のいい居場所があちこちにあることが望ましいと考えます。
この間仕切りシェルフも、リビングソファとダイングをゆるく仕切ることで、それぞれの居心地をより良いものにしてくれます。ダイニングに家族がいても、ソファに座ってひとりの時間を楽しんだり、子どもたちがダイングで宿題を広げるときも、仕切りがあることで集中できたりし ます。
完全に仕切っていないので、あちらの様子も感じられるというのが、家族空間の仕切り方としてちょうど良いと考えます。
この間仕切りシェルフも、リビングソファとダイングをゆるく仕切ることで、それぞれの居心地をより良いものにしてくれます。ダイニングに家族がいても、ソファに座ってひとりの時間を楽しんだり、子どもたちがダイングで宿題を広げるときも、仕切りがあることで集中できたりし ます。
完全に仕切っていないので、あちらの様子も感じられるというのが、家族空間の仕切り方としてちょうど良いと考えます。